海軍折メス　ポケットナイフ

明治から大正にかけての日本の職人が作ったポケットナイフになります。
その昔 帆船 時代
近代化の波に煽られ、大日本帝国海軍は、イギリス海軍 模範として、軍を統率配備していました。
イギリスではロープ ナイフと呼ばれる、船の水平が首から下げたナイフを首から下げていました。
このナイフを模倣したのが当商品の海軍折メスになります。
こちらのナイフは官給品借与品ナイフなり、町工場の軍入札制度で町工場がつくり配備された歴史あるナイフです。
大抵は海の藻屑と消えたことでしょう。
現在で言う 電気工事の電工ナイフの起源にあたる ナイフになります。
現在の電工ナイフのハンドルは、プラスチックや木材が多いです。
昭和時代は、ジグドボーン と呼ばれる牛骨に彫り込みをし 滑り止めとした ハンドルがあり、作った工場や職人の銘が入ったものが多いです。
岐阜県関市の"関 孫六"みたいなやつです。

こちらのナイフは 玉鋼製。
焼きが入ったバリバリ 切れる ロストテクノロジー 鋼です。

桜マークに"ス"　
裏に波マーク

個人や会社の名ではなく
完全に大日本帝国海軍、水兵官給品 表す一般に出回らないナイフになります。

極上、機関部にブレ、ガタツキなし。
90度展開、１８０度展開。
和製スリップジョイント
ロック　　　　なし。
ハンドル材料　鹿角。
ネイルマーク　大。
バネ板末端　　真っ直ぐ。

この年代は100年は超えているナイフにも関わらず、ものすごい精度の高い いい仕事をしています。

大量に作られたお金を出せば買えるようなナイフではありません。

そもそも出会えることが奇跡のような激レア ナイフになります。

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