捻り梅　日本のヴィンテージリング

10500

透明な石が留められた捻り梅のリングです。
リング内側に、星にMのメーカー印があります。
4ミリほどの透明石は、肉眼で見なければわからない程度ですが、少しだけ黄色っぽいように見えます。
日本のジュエリーにお詳しい方に見せていただいた戦前の資料に「欧米では、ハイジュエリーは自宅に保管しておき、外出時にはそれほど高価でないものを身につけるのが流行している。こちらもそのように使えるよう開発した」というような説明がありました。資料にも、ダイヤを模した透明石の捻り梅リングの写真が載っていました。
上記の説明と、石が若干黄色みを帯びていることや軽い造りから、ガラスか何かの石を合金で留めたリングではないかと思います。企業秘密だったのか、資料には材質の記載はありませんでした。
サンプラチナやホワイトコインといった合金でジュエリーが作られていたことからも、合金のもので間違いないかと思います。
爪の形やリング裏の造りなども大らかで、ファッションリングとして気軽に着けられていたのかな？などと考えています。

石はフォイルバックになっておりますが、写真の通り、上半分ほどのフォイルが剥がれています。
また、リング内側に文字には見えない小さな引っ掻き傷があります。
他は、古いものとしては良い状態だと思いますが、アンティーク品に慣れた方、どうぞよろしくお願いいたします。
非常に薄く軽く作られているため、重いものを持つ際などは外すことをお勧めします。

ケースは付属せず、リングのみのお届けです。

石のサイズ　4ミリ
花の直径　6ミリ程度
リングサイズ　13号程度

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