鉄瓶。中川浄益。浄益。茶道。昔のお品です。さびあり。骨董品。古物。茶道。お茶道具

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中川浄益。浄益。
昔の鉄瓶です。

千家十職の中で、金物を扱う職人
中川浄益。
中川浄益は個人名ではなく
中川家が代々襲名する名前です。

初代(1559~1622)
武具を製作していましたが、
千利休の依頼、指導により薬鑵(やかん)を作ったのを契機に、茶道具作り
を始めたとされます。
~~
三代目(1646~1718)　
多くの作品を残して
歴代の中でも鋳物の名人として
知られています。

中川家は、
金工の精巧な茶道具を得意とし、
優れた金工の技術を継承してきた。
鉄を鍛造して制作する槌物(うちもの)
と鋳造による鋳物(いもの)が主である。
当代は十一代。

古い昔のお品です。

数年前に旧家よりお譲りいただいた
お品になります。

蓋の裏側に「浄益」の銘の刻印が
ございます。

木箱はございません。

持ち手は少しかたむきます。

鉄瓶の重さ　約1050グラム。
蓋の重さ　約300グラム。

鉄瓶の内部はかなりさびています。

鉄瓶の知識がなくて、
ナイロンブラシでごしごし洗い
よごれやさびを落として
天日に干しました。

水を満水にいたしまして、
36時間置きましたが水漏れは
いたしていませんでした。

火にかけての実験はいたしていません。

鉄瓶としては小さなかわいい
小ぶりなサイズです。

サイズ比較のペットボトルは
2リットルサイズ。
コーヒー缶は185gのサイズです。

鉄瓶の高さ(底から持ち手まで。)
約17センチ。

鉄瓶の高さ(底から蓋のツマミまで。)
約11センチ。

鉄瓶の直径。約11センチ。

鉄瓶のふたの直径。約8センチ5ミリ。

蓋はずっしり重たいです。
銅製。つまみはまわります。

持ち手に銀の象嵌の細工が
ございますが、
使用と経年にともない薄く
なっています。
模様の判別が難しいです。

数年前に古美術、骨董品の
専門店に査定していただきました。
他の鉄瓶の査定額とは違い
こちらは別格の査定のお値段でした。

「木の箱がございましたら
査定額はさらに上がります。」と
おっしゃっていました。
しかしながら共箱はございません。　
　　
他にも鉄瓶、茶道具の出品が
ございます。

出品日時　2020 11/13査6-0ヵ-000

堤手銀象嵌。持手銀象嵌。

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